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石井洋男

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

WBCでハッキリ《野球は飛ぶボールの方が面白い》 NPB元凶の“地味スポーツ化”で噴出する不満と懸念

公開日: 更新日:

〈やっぱ飛ぶボールの方が見てて楽しいね〉

〈間違いなく日本のボールより飛ぶボールやわ〉

〈NPB球もこれぐらい飛ぶボールにしようぜ〉

 といった声が大量に上がっている。背景にあるのは、近年のNPBの極端な投高打低だ。

「ここ数年のタイトル争いを見ると、打撃部門の数字の低さが際立ちます。2024年、2025年と2年続けて3割打者は両リーグで3人、30本塁打以上は2人だけ。2023年のパ・リーグのホームラン王はわずか26本でしたし、昨年のセ・リーグは一時3割バッターが消え、“2割台で首位打者”の可能性もありました。

 選手やファンからしばしば上がる“ボールが飛ばない”という声に対し、NPBは“反発係数は規定内である”という公式見解を崩していませんが、これでは説明がつかない点も多い。例えば両リーグの総本塁打数は2021年から2025年でおよそ4分の3になり、チーム防御率や失点数などのデータは向上しました。


 一部の専門家は、投高打低の理由として投手のレベルアップをあげますが、これも疑問の余地が多い。例えば、『育成理論の進化で球速が上がりやすくなった』『ラプソードやトラックマンといった計測機器で球質を可視化できるようになった』というのが主な理由ですが、それではメジャーが投高打低になっていない理由の説明がつきません。基本的に日本の練習メソッドはメジャー仕込みのものばかりですから」(同)

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