WBCでハッキリ《野球は飛ぶボールの方が面白い》 NPB元凶の“地味スポーツ化”で噴出する不満と懸念

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 別のメディア関係者もNPBに対する危機感を隠さない。前出のスポーツ担当記者は、NPBの魅力の乏しさを指摘する。

「NPBが飛ばないボールに固執するのは、“試合時間の短縮を図りたい”“統一球でホームラン数が激減した際に批判が殺到したため、仕様をコロコロ変えたくない”“球場にはファンが入っているから何も問題はない”といった理由でしょうが、投手戦を喜ぶのは野球通だけ。ライト層が見たいのはホームランですよ。

 現時点では大谷翔平という不世出のスターがいるので、野球界は盛り上がっているように見えますが、トップ選手のメジャー流出は止まらず、甲子園からもここ数年、スターは生まれていません。さらに今回のWBCは地上波中継もナシ。NPBは今のうちに何か手を打たないと、待っているのは深刻な野球離れですよ」

 NPBの投手は今の状況を大歓迎だろうが、飛ばないボールが野球への興味を削いでいる現実にも目を向ける必要がありそうだ。

(石井洋男/ライター)

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