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石井洋男

1974年生まれ、東京都出身。10年近いサラリーマン生活を経て、ライターに転身。野球、サッカー、ラグビー、相撲、陸上、水泳、ボクシング、自転車ロードレース、競馬・競輪・ボートレースなど、幅広くスポーツを愛する。趣味は登山、将棋、麻雀。

WBCでハッキリ《野球は飛ぶボールの方が面白い》 NPB元凶の“地味スポーツ化”で噴出する不満と懸念

公開日: 更新日:

■点が入らない野球はつまらない

 現場からも、近年の日本野球界の“スモールベースボール化”を危惧する声は少なくない。高校野球関係者はこう語る。

「高校野球では2024年から低反発バットが導入され、ホームランが激減。夏の甲子園のホームラン数は2017年は68本でしたが、昨夏はわずか10本でした。甲子園に出るような強豪校の選手でもホームランを打てないんですから、“その他大勢”の子が低反発バットでホームランを打てるわけがない。大半の選手が野球の華のホームランと無縁なんて、何が面白いんですか。

 ホームランが出にくく、ロースコアのゲームが多い上、タイブレーク制も導入されたため、守備の重要性が飛躍的に増し、野球部の練習は守備やバントなど、地味なものばかり。今春のセンバツからDH制が導入されるとはいえ、少年野球でも、打撃練習より守備練習に多くの時間を割くチームが大半です。ただでさえ野球人口が減っているのに、バントや前進守備の練習ばっかりさせられるような地味なスポーツに、今の子どもたちが惹かれるわけがありません」

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