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江部康二高雄病院理事長

1950年、京都府生まれ。京都大学医学部卒。高雄病院理事長(内科医、漢方医)。日本糖質制限医療推進協会代表理事。近著に「内臓脂肪がストンと落ちる食事術」(ダイヤモンド社)がある。

糖質制限中…控えるべき食品と摂るべきメニューとは

公開日: 更新日:

 日本人の成人は1日当たり平均で240グラムの糖質を取っている。糖質制限を広めた高雄病院では1日当たり糖質30~60グラムが最も効果的な糖質制限食としているが、まずは100グラム前後を目安とするのがいいだろう。

 実際にどのような食品を控えればいいのか。

「日本人は糖質の多くをでんぷん食品(ご飯やパン)から取っているので(摂取カロリーの約50~60%)、主食をカットするだけで糖質も内臓脂肪も劇的に減らせます。ご飯の他におかゆ、雑炊、チャーハン、食パン、ラーメン(中華麺)、うどん、パスタ。意外にもそばはでんぷんが主原料で、つなぎの小麦粉を入れない十割そばでも糖質に大差はありません。ジャガイモ、サツマイモ、ポテトサラダや肉じゃがもカット。片栗粉や春雨、和菓子、洋菓子、せんべいにおかき、アボカドを除く果物。甘いものではドライフルーツやハチミツ、黒糖、和三盆(=砂糖)、さらに魚肉ソーセージやちくわ、かまぼこも、つなぎにでんぷんや砂糖を使っていますのでNG。サンマのかば焼きやサバの味噌煮の缶詰、牛乳や豆乳にも糖質が含まれています」

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