著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

能力を伸ばす極意とはプロセスを丁寧に褒めること

公開日: 更新日:

 テレワークや外出自粛をする機会が増え、お子さんがいる家庭では、子供たちと接する機会も増えているのではないでしょうか? 

 子供と共有する時間が増える―――となれば、褒めたり、叱ったりする機会も増えると思うのですが、子育てをする上で留意してほしいことが、コロンビア大学・ミューラー教授の「能力を褒めることは子供のやる気をむしばむ」という研究結果です。能力を称賛した生徒と、努力を称賛した生徒に、より難しいテストを行ったところ、前者は成績を落とし、後者は成績を伸ばしたといいます。

 子供が勉強やスポーツ、好奇心を満たそうと一生懸命がんばっているときは、結果を褒めるのではなく、プロセスを褒める。「テストで90点を取って○○くんはすごい!」「ホームランを打ったから今日はご褒美をあげる」ではなく、「毎日、本を一生懸命読んでいたし、少しの時間だったとしても勉強していたんだから○○くんはすごい!」「ご飯を食べた後も、がんばって素振りをしていたのはすごくかっこよかったよ」など、努力していた姿を褒めることに意味があるんですね。「○○ちゃんは、いつも好成績を取ってすごいザマスね!」と褒めても、変にプライドが高くなるだけで、子供を社会的リスクから遠ざけるわけではないとも指摘されています。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網