著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【青ピーマン】豊富なビタミンCで免疫力アップと美肌効果

公開日: 更新日:

 カリウムは体内の浸透圧調節やペーハーバランスの維持に重要なミネラルです。青ピーマンに含まれるカリウムは、キュウリと同程度で、体内のナトリウム排出を促進し、血圧を下げる効果もあります。

 一般的な緑色のピーマンは、じつは未熟な状態で収穫したものです。完熟すると赤くなり甘みも増すのですが、青ピーマンに比べてリコペンという抗酸化物質を豊富に含むようになります。朝昼晩どの時間帯がリコペンの吸収率が良いかカゴメが試験研究した結果では、朝がいちばんリコペンの吸収がいいことが明らかになっています。また、ピーマンには香り成分のピラジンやポリフェノールのクエルシトリン、ビタミンPとも呼ばれるヘスペリジン、抗酸化作用のあるクロロフィルなど、さまざまな有用成分が含まれています。

 調理方法としては脂溶性の栄養素が多く含まれているため、油で炒める調理方法は◎。繊維に沿って切ることで、シャキシャキとした食感をプラスし、苦みを軽減することができますよ!

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  2. 2

    参政党・神谷宗幣代表が街頭演説でブチまけた激ヤバ「治安維持法」肯定論

  3. 3

    国分太一だけでない旧ジャニーズのモラル低下…乱交パーティーや大麻疑惑も葬り去られた過去

  4. 4

    ホリエモンに「Fラン」とコキ下ろされた東洋大学の現在の「実力」は…伊東市長の学歴詐称疑惑でトバッチリ

  5. 5

    外国人の「日本ブーム」は一巡と専門家 インバウンド需要に陰り…数々のデータではっきり

  1. 6

    「時代に挑んだ男」加納典明(25)中学2年で初体験、行為を終えて感じたのは腹立ちと嫌悪だった

  2. 7

    近藤真彦「ヤンチャでいたい」にギョーカイ震撼!田原俊彦をも凌駕する“リアル・ジャイアン”ハラスメント累々

  3. 8

    「モーニングショー」コメンテーター山口真由氏が5週連続欠席…気になる人間関係と体調を心配する声

  4. 9

    参院選終盤戦「下剋上」14選挙区はココだ! 自公の“指定席”で続々と落選危機…過半数維持は絶望的

  5. 10

    参政党の躍進は東京、神奈川だけにあらず? 地方では外国人規制に“地元ネタ”織り込み支持拡大狙い