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池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【マグロ】「血」を補い頭部に潤いを与えて乾燥フケを改善

公開日: 更新日:

 毎日しっかり髪を洗っているのに肩のあたりに目立つ白い粉。頭がかゆいし、どんどんひどくなっている……。気になるフケ。命に関わるわけではありませんが、清潔感がないように見えて困りものです。フケは頭皮からはがれ落ちた角質片のこと。誰にでも生じるものですが、大量になったり、大きくなった場合は「フケ症」という皮膚疾患になります。

 症状が軽い場合は、櫛で髪の毛をとかしたときに肩に落ちる程度ですが、悪化すると枕元や部屋中に白い粉が散った状態になることもあります。かゆみを伴うケースもあり、そこでかいてしまうとより悪化して、かゆみも増すという悪循環を引き起こしがちです。

 フケには、パラパラして細かく乾いた「乾燥性フケ」と、脂分が多くベトベトした「脂性フケ」があります。シニアのフケは主に乾燥によるものが多く、加齢によって頭皮からの皮脂分泌が少なくなったことが原因です。とくに大気が乾燥する秋は、頭皮も乾燥して症状が悪化する傾向があります。髪の洗い過ぎや、洗浄力の強いシャンプーの使用を控えるといった外からのケアを心がけるとともに、体の中から「食べるヘアケア」で対策を図ることも重要です。

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