著者のコラム一覧
池田陽子薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト

薬膳アテンダント・食文化ジャーナリスト・全日本さば連合会広報担当サバジェンヌ。国立北京中医薬大学日本校(現・日本中医学院)で国際中医薬膳師資格を取得。近著「1日1つで今より良くなる ゆる薬膳。365日」が好評発売中。

【ブルーベリー】「肝」の働きをサポートして目のトラブルに威力を発揮

公開日: 更新日:

 最近、ときどきまぶたが勝手にピクピクして、なんだか不快……。もしかしたら「眼瞼ミオキミア」かもしれません。

 眼瞼ミオキミアとは、まぶたにある眼輪筋が自分の意思とは関係なく収縮している状態をいいます。一般的に片目のどちらかの筋肉がピクピクと不規則に痙攣する症状が現れます。数時間おき、あるいは数日おきに生じ、数秒か数分で自然に治まります。眼を開けているとつらい、まぶしい、あるいは目が乾く、ゴロゴロするといったドライアイの症状を伴う場合もあります。

 原因ははっきりと解明されていませんが、眼輪筋を動かす末梢神経に異常が起きると現れやすいとされ、長時間のパソコン・スマホ利用といった眼の酷使、睡眠不足、疲労、ストレスによる自律神経の乱れによるものと考えられています。

 命に関わる問題ではないとはいえ、症状が続くとなんだか気がかりなもの。早めに対策を講じましょう。

 中医学において、まぶたのふるえは「肝」と呼ばれる臓器のバランスが崩れている状態と考えます。肝は血を貯蔵するとともに全身の血流を調整し、管理する機能を持つ臓器です。さらには自律神経をつかさどり、ストレスがかかると影響を真っ先に受けやすい臓器でもあります。働きが低下すると、イライラしたり、情緒不安定になるなど気持ちのコントロールが利きづらくなります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった