(2)5つの栄養素は単体より複数組み合わせて取ることが大事

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 これらの栄養素は、単独で摂取するよりも、組み合わせてバランスよく取ることで吸収が高まり、骨を強くしていきます。骨粗しょう症と診断された場合でも、あきらめずに食事を見直すことで骨の状態の維持や改善が期待できます。

 50代の女性患者さんで、閉経後に階段で足を滑らせ、転倒して手首を骨折し、病院で骨粗しょう症と診断された方がいました。お話を伺うと、若い頃から体形を気にして無理なダイエットを繰り返していたそうです。食事量の制限によって慢性的な栄養不足、特にカルシウムとたんぱく質が足りない状態が続いていたのでしょう。実際、この方のBMI(体格指数)は18.0と、痩せすぎの範囲に入っていました。

 その後、クリニックで管理栄養士の指導を受け、主食を雑穀入りご飯にし、間食に高たんぱくのヨーグルトやチーズを取るように。さらに、週に2回のウオーキングを習慣化。1年ほど続けた結果、栄養状態も改善され、骨密度も維持することができてきました。

 このように、骨の健康づくり=「骨活」は、日々の食生活の積み重ねが基本です。次回は、特に日本人に不足しがちとされる「カルシウム」と「ビタミンD」の上手な取り方について、詳しくご紹介します。

▽本川佳子 管理栄養士。東京農業大学大学院修了後、急性期病院勤務を経て在宅栄養管理を行う。2015年から東京都健康長寿医療センター研究所。

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