ほんの10年〜20年ほど前までアメリカでは、夕食時の一杯の赤ワインは「健康にいい」というのが常識でした。しかしここ数年はアルコールと病気との関係、DNAへの影響やがんとの関連性の研究が次々に発表されるようになり、飲酒への見方は急激に変化しています。
さらに2023年にはWHO(世界保健機構)が、「たとえ少量でも、アルコールは身体に悪い影響がある」とはっきり警告しました。
こうした情報が広がったことで、若者のお酒離れはすでに進んでいますが、今回の調査では、中年層も飲む量を減らしていることが判明。今後この流れがどこまで続くのかが注目されています。