著者のコラム一覧
堀田秀吾明治大学教授、言語学者

1968年生まれ。言語学や法学に加え、社会心理学、脳科学の分野にも明るく、多角的な研究を展開。著書に「図解ストレス解消大全」(SBクリエイティブ)など。

意図的にリラックスすることでアイデアが生まれやすくなる

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 研究を主導したフィンクらも、「新しいアイデアを考えるときの脳のアルファ波の増加は、脳がただ休んでいるのではなく、積極的に活動して、思考を進めている証拠だと考えられることができる」と、結論付けています。アルファ波が強くなるのは、「脳がサボってる(考えない)」からではなく、むしろ積極的にアイデアを生み出そうとしているからなのです。

 この研究から分かるのは、創造性というのは「ひらめき」や「直感」だけではなく、脳が静かに、それでいて確かに深く働いている状態だということです。さらには、前頭葉や頭頂葉でアルファ波がたくさん出ることは、新しいアイデアを思いついたり、ひらめきを感じたりすることと深く関係しているということです。

 となると気になるのが、アルファ波を増やすためには、日ごろからどのような行動を取ることが望ましいのか? ということでしょう。

 よくいわれていることは、生活の中に頭を使うゲームや活動を取り入れることです。パズルに挑戦したり、計算や文字を書く機会を増やしたりすると、アルファ波が増えるといわれています。

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