「第二の脳」腸内マイクロバイオータは3歳までに形成される

公開日: 更新日:

 こうした腸内マイクロバイオータの組成の違いは何で決まるのか? ハーバード大学医学部&ソルボンヌ大学医学部客員教授の根来秀行医師が言う。

「生活場所、年齢、個人ごとに、その組成が異なります。例えば日本人は腸内に海苔やワカメに含まれる多糖類を分解する酵素遺伝子を持つ細菌が確認されていますが、北米人には存在しません。同じ日本人でも100歳以上の割合が全国平均の約3倍の京都府京丹後市の高齢者においては、腸内善玉菌の酪酸産生菌数は通常の3倍多いと報告されています」

■分娩方式や母乳保育で“違い”も

 そんな腸内マイクロバイオータは出生時に形成されるとされている。

「出産直後に母親の産道や皮膚などに存在する細菌に触れることで形成され、3歳ごろまでには安定。その後も、その状態がある程度維持されると言われています」

 そのため、分娩方式によって新生児の腸内マイクロバイオータが変わる可能性があるとされ、それに関する研究論文が2019年の自然科学雑誌「ネイチャー」に報告されている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムは「自前球場」で過去最高益!潤沢資金で球界ワーストの“渋チン球団”から大変貌

  2. 2

    新庄監督にガッカリ…敗戦後の「看過できない発言」に、日本ハム低迷の一因がわかる気がした

  3. 3

    高市首相が天皇皇后のお望みに背を向けてまで「愛子天皇待望論」に反対する内情

  4. 4

    和久田麻由子アナがかわいそう…元NHKエースアナを次々使い潰す日テレの困った“体質”

  5. 5

    細木数子と闘った作家・溝口敦氏は『地獄に墜ちるわよ』をどう見たか? “女ヤクザ”の手口と正体

  1. 6

    佐々木朗希vsシーハン 「マイナー落ち」めぐるドジャース崖っぷち2投手がちんこ勝負

  2. 7

    あの細木数子をメロメロにさせて手玉に…キックボクサー魔裟斗のシタタカさ

  3. 8

    大和証券グループ「オリックス銀行を3700億円で買収」の皮算用

  4. 9

    「浜崎あゆみの父が見つかった?」と一部で話題に 本人がかつてラジオで明かしていた「両親の離婚」

  5. 10

    “幼稚さ”露呈した佐々木朗希「報奨金事件」…ド軍日本人スタッフ2名が「7000万円超」もらえず?