生活習慣のさらなる改善が寿命を延ばす…ブルーゾーンで進む長寿環境の探索

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 興味深いことに、キリフィッシュは人類と同じようにオスよりメスの方が寿命が長いが、除去によりメスは寿命が短縮し、男性は延長した。結果として、オス、メスともおおよそ同じ寿命となったという。つまり、男性は精子が寿命を短縮し、女性は卵子が寿命を延ばす働きをしているということだ。

 見方を変えれば、近年の男女の生殖活動ならびに生殖細胞の不活発化は急激な寿命延長の副作用とも考えられるかもしれない。ハーバード大学医学部&ソルボンヌ大学医学部客員教授の根来秀行医師が言う。

「いまは世界中の科学者が、長寿の秘密を解き明かすため、さまざまな活動を続けています。100歳以上が多い、世界5カ所(サルデーニャ島=イタリア、沖縄=日本、ロマリンダ=米国、ニコヤ半島=コスタリカ、イカリア島=ギリシャ)の『ブルーゾーン』と呼ばれる地域での長寿研究もそのひとつです。ハーバード大学の私の研究室でもブルーゾーンの研究を積極的に進めていますが、最近では沖縄においても長寿者のライフスタイル、食事、社会とのつながり、精神的充実度、長寿遺伝子、テロメアなどを調べ、それを健康寿命延長のヒントにする研究を開始しました」

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