(4)中高年にも多い「正月病」は放置すると悪化する恐れ

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「朝、会社に行きたくないという人は、自分では気づかないうちに適応障害を起こしています。働き方改革が進んでいるとはいえ、受診する患者さんを見ていると、職種によっては働く環境が改善しているとは思えません。サービス残業をせざるを得ない職場も多い。心の奥底では苦痛を感じているのにそれが表面化されず、行きたくないという気持ちに現れるのです」

 適応障害はストレスの原因となる環境から遠ざかると改善が見られるのが特徴だそうです。正月休みの間はストレスから離れていても、また同じ環境に戻るため症状が顕在化してしまうのだとか。

「これを放置すると症状が悪化する可能性があります。最近は効果が早く表れる抗うつ薬もあるので、早めに専門医に相談することをお勧めします」(酒井院長)

 さらに、1月はアルコールを飲む機会が増えることも関係するそうです。

「過度なアルコールは脳にダメージを与え、うつを発症させることがあります。症状としては、飲酒後に気分が落ち込む、不安感を覚えるなどです。患者さんの中にはアルコールうつの人が少なくありません」

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