(4)中高年にも多い「正月病」は放置すると悪化する恐れ

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 最近よく耳にする「正月病」。正月明けの心身の不調を指すことが多いのですが、正式な病名ではありません。よく知られた「五月病」もそうですが、長期の休み後に起こる不調で主に精神的ストレスが大きく影響している状態を言います。

 症状としては「体がだるい」「やる気が出ない」「熟睡できない」などで、「五月病」が学生や新入社員などに多いのに対して、中高年にもよく見られます。

「主な原因は、年末年始の暴飲暴食、睡眠リズムの乱れ、運動不足、不規則な生活があります」

 こう話すのは精神科医の酒井和夫・ストレスケア日比谷クリニック院長です。長年にわたりうつ病などのストレス性疾患の患者を多く診てきた経験から、「正月病」の人は、適応障害を起こしている可能性が高いと言います。

 酒井院長によると、適応障害は自分の置かれた環境(会社や学校、家庭等)からのストレスにより、うつや不眠といった不調が起こる病気で、20年ほど前から、一般に知られるようになったそうです。

 それまでは、「うつ病」や「不眠症」などと診断されてきたのですが、最近では「適応障害」と診断されるケースが増えています。

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