(1)長い「弱り始め」をどう過ごすかが大事
ピンピンコロリを目指すには、弱り始めたときに、どう向き合い、どう備えるか。関口医師の本が一貫して伝えているのは、医療は「最後に頼る場所」ではなく、「生活を守るために早く使っていいもの」だという考え方だ。治療をするかどうか以前に、体の違和感に気づき、言葉にし、相談できるかどうかが鍵だ。最新の情報を医療機関から常に受け取る姿勢が大切だ。それだけで、未来は大きく変わる。ピンピンコロリは、願うものではなく、積み重ねるもの。
この連載では、排尿や性、下半身の不調という語られにくいテーマを通して、「弱り始め」をどう過ごすか、どう準備するかを考えていきたい。 =つづく
(医療ライター・熊本美加)
▽監修:関口由紀 女性医療クリニックLUNAグループ理事長、横浜市立大学大学院医学部泌尿器病態学講座客員教授、中高年女性医療専門家、女性泌尿器科専門医。近著に「更年期からの健康寿命の延ばし方 ピンピン楽しく生きてコロリと死のう」(主婦の友社)。www.luna-clinic.jp



















