がん治療は情報戦争(上)インフォームド・コンセント… 知っておくべき2つのこと
ここでしっかりと押さえておきたいのは、最初のインフォームド・コンセントまで、担当医と顔を合わせる機会はそう多くないということだ。
「初診で担当医から検査の指示を受けた後、何回か病院に通うのですが、検査時には検査担当スタッフが対応することがほとんどです。その検査結果がまとまった時点で、30分から1時間ほどのインフォームド・コンセントが実施されます」
つまり、最初のインフォームド・コンセントまでに担当医と話せる機会は少ないが、検査結果が出た上でのインフォームド・コンセントは、担当医が、患者自身“だけ”の究極の診療情報を提供する機会だ。しっかりと生かす必要がある。
「がん診療の初期段階では患者さんの医学的知識は乏しく、そのままインフォームド・コンセントに臨めば、医師の説明がほとんど理解できず、何を聞いていいかすらわかりません。そうすると、診断から治療までがベルトコンベヤーに乗っているように機械的に進んでしまいかねません。インフォームド・コンセントまでに、疑いのあるがんがどういう病気なのか、知っておくべきです」


















