7年半にわたる追跡調査の結果、「飼育経験なし」と比較した認知症の発症リスクは、「現在飼育中」で47%、統計学的にも有意に低下しました。ただし、「過去に飼育」では、統計学的に有意なリスク低下は示されませんでした。同様に「飼育経験なし」と死亡リスクは、「現在飼育中」で37%、「過去に飼育」で12%、それぞれ統計学的にも有意に低下しました。
論文著者らは「高齢者が犬を飼うことは、身体的、心理的、社会的な健康増進のみならず、認知症の発症に対しても、保護的な効果が期待できるかもしれない」と考察しています。