天皇が司り、各皇族が参列する宮中祭祀には、国民の無事を祈る意味があるとされる。だが、それとは別に、天皇一家は、阪神淡路大震災が起こった1月17日と東日本大震災が起こった3月11日には、毎年宮中で「黙祷」を捧げている。
こうしたことが被災地の住民にどれだけ伝わっているかはわからないが、天皇一家の生活のなかに被災地に思いを寄せる機会が組み込まれているのは間違いない。こうしたことがあるからこそ、被災者に寄り添うことができるのだ。
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