ペアも呆れた爆睡力 伊藤美誠の精神力は“心臓に毛”レベル

公開日: 更新日:

「男子選手との練習が中心で、韓国独特のタフなメニューを行いました。今回のような海外合宿は3回目。中学1年のときは台北、2年のときは中国でそれぞれ1週間ほど合宿をしました。合宿の提案は(伊藤)自ら? いえ、いつも半強制的です(笑い)」(松崎コーチ)

 二人三脚で歩む道は他とは一線を画すものがある。日本の卓球界は昨年10月、「Tリーグ」をスタートさせた。シーズンは10~3月。期間中に行われる全日本やワールドツアーなどの国際試合と日程が重ならないよう考慮され、女子は平野美宇(18=同9位)や石川佳純(25=同3位)、男子は水谷隼(29=同10位)や張本智和(15=同3位)が参戦している。しかし、伊藤は日本代表クラスで唯一参加を拒否。批判を承知で自分の意志を貫いた。すべては小学生からの夢だった「五輪で金メダル」に照準を合わせるため。この日、試合直後の優勝インタビューでも「オリンピック」という言葉を2度口にした。

■「緊張したことがない」

 2016年のリオ五輪では女子団体に出場した伊藤は3位決定戦のシングルスとダブルスで2勝を挙げ、銅メダル獲得に貢献した。ロンドンとリオで女子日本代表監督を務めた村上恭和氏(現日本生命女子卓球部総監督)は、伊藤のメンタルについてこう語っていた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 2

    巨人が楽天・辰己涼介の国内FA争奪戦に参戦へ…年齢、実績的にもお買い得

  3. 3

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  4. 4

    サッカー界で囁かれる森保J・長友佑都の“お役御免”と大物選手の代表復帰

  5. 5

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  1. 6

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情

  2. 7

    囁かれていた「Aぇ!group」は「ヤベぇ!group」の悪評判…草間リチャード敬太が公然わいせつ容疑で逮捕の衝撃

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  4. 9

    高市早苗総裁はまだ首相じゃないのに閣僚人事?「内閣の要」官房長官に“激ヤバ”木原稔前防衛相のワケ

  5. 10

    ドジャース大谷翔平は“自信のデカさ”も世界一! 二刀流は「自分にしかできない役割」と会見で断言