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武田薫スポーツライター

1950年、宮城県仙台市出身。74年に報知新聞社に入社し、野球、陸上、テニスを担当、85年からフリー。著書に「オリンピック全大会」「サーブ&ボレーはなぜ消えたのか」「マラソンと日本人」など。

箱根駅伝の混戦を生んだ「厚底シューズ、コロナ禍、五輪」

公開日: 更新日:

 オリンピック代表をかけトップが全員集合――青学大を除き、有望校からもエースたちが日本選手権に参加したが箱根では健脚は影を潜めた。

 東海大の塩沢稀夕の1区2位は上々で、駒大の田沢廉(2区=区間7位)、早大の太田直希(2区=13位)、中谷雄飛(3区=6位)、日体大の池田耀平(2区=3位)、5000メートルでU20の日本記録を更新した中大の吉居大和は3区で15位。エース不在の混戦の海。出場4度目の創価大が、〈2区までに位置を固め4区で出て山を御す〉――東洋大~青学大が編み出した必勝法を展開して見事に所期目標を達成した。

 大学陸上の目標は箱根駅伝だけではない。駒大は1人、東洋大は4人、既に東京オリンピックに代表を送り出している。

 レースの最中に緊急事態宣言が要請されるなど、複雑な時代を走った学生たちの苦闘は、やはり感動的だった。

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