振り返れば、野村監督と初めて言葉をかわしたのは中日時代の1996年7月11日。福井でヤクルト戦があったときのことだ。
当時、野村監督はヤクルトの指揮官。オールスターでセ・リーグを率いることが決まっていた。俺はこの年、野村監督の推薦でオールスターに選出。試合前、ヤクルトのベンチに出向き、「選んでいただいてありがとうございます」と言ってお礼を伝えると、「おお」と言われたのが初めての会話だった。
オールスター中は話すこともなく、それ以来、ほとんど接点がないまま10年が経った。
そして迎えた06年の春季キャンプ。「絶対合わない」という予想は見事に的中する。