脳<下>ストレスを解消し脳を癒やす方法 睡眠だけじゃない

公開日: 更新日:

 涙活の具体的なやり方は、自分が感動できる映画ドラマ、DVDなどを見て泣く。テーマは友情もの、恋愛もの、動物もの、親子の絆、スポーツシーンなど何でもかまわない。ただし、ホラー映画はNG。恐怖は共感脳の血流量を減らし、セロトニンの働きを弱めてしまうからだ。

「ポイントは泣きたくなったら我慢したり、途中で止めたりしないことです。できれば思いっきり泣いてもらいたいですが、一粒でも涙が出れば副交感神経優位に切り替わります。涙の効果は長く続くので、毎日泣く必要はありません。週1回、週末の夜にでも涙活の時間を持つといいでしょう」

 泣いた後には「気持ちがスッキリする」「お腹がすく」「眠くなる」などの効果が表れる。これは副交感神経がきちんと働いているエビデンスサイン。たまには“男泣き”して、脳の疲れを洗い流そう。

【連載】病気を近づけない体のメンテナンス

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー