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佐々木常雄東京都立駒込病院名誉院長

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

老化した体のあちこちが気になってルーティンワークが増えた

公開日: 更新日:

 Gさん(70歳・男性)は会社をリタイアして5年になります。そんなGさんの毎日のルーティンワークを紹介します。

 朝、起きて、ヒゲを剃り、顔を洗います。そして朝食後に歯を磨きます。 朝食はパンですが、食べ方があります。厚切りのトースト1枚に、まず納豆1パックをのせて塗ります。その上にシラス、ハム2枚、一番上にとろけるチーズを1枚のせ、それから焼きます。自分では、栄養があってとてもおいしいと思っています。しかし、自慢してまわりに勧めても誰も試してくれません。

 それにプラスして、野菜ジュース、少し牛乳を加えたコーヒーを飲みます。朝食はこれで完璧だと思っています。

 昼は時々、コンビニの海苔がパリパリしているサケのおにぎりを買います。最近のコンビニでは、イクラのおにぎりなどおいしいものが揃っていて、選ぶのが楽しみです。

 寝る前のルーティンはたくさんあります。以前、奥さんから「男はいいよね。寝る前に何もしなくてよくて。ただ、酒を飲んで、寝てしまうのだから。女は化粧落としや髪の手入れ、いろいろあるのよ」と言われたことがあります。しかし、Gさんは長い間、体の手入れが悪かったせいか、今になってたくさんのルーティンが必要になってしまいました。

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