著者のコラム一覧
佐々木常雄東京都立駒込病院名誉院長

東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。1945年、山形県天童市生まれ。弘前大学医学部卒。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、75年から都立駒込病院化学療法科に勤務。08年から12年まで同院長。がん専門医として、2万人以上に抗がん剤治療を行い、2000人以上の最期をみとってきた。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問などを務める。

「キノコががんに効く」は過去の歴史…かつて研究した友人の結論

公開日: 更新日:

「帰ってみると、庭はさっぱりときれいになっていました。草刈りの機械を使ったと思うのだけれど、すっかり更地になってしまって、なかなか雑草もキノコも出てこないのです」

 友人の奥さんは「草取り」が好きなのに、それもできなくなったのだそうです。

 数年前は、庭一面にコスモスが咲き誇って揺れていました。今年も私より背丈が高いのがたくさん咲いているだろうと期待したのですが、玄関先にピンク色の小さい花が2、3本あるだけで、むしろ寂しく感じました。

 たしか、奥には太いウドの木もあったと思ったのですが、それもなくなっています。草がない、キノコは生えない、ただ黒茶色の土が見えているだけでした。

「私たちが居ない時にお願いしてしまって、庭師さんが良かれと思ってやってくれたのです。きれいさっぱりとなくなって……。私のお願いの仕方が悪かったのです。妻も嘆いています。仕方がないです。ニワシメジは来年に期待しましょう」

■来年再び生えてくることを期待

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    小泉進次郎「無知発言」連発、自民党内でも心配される知的レベル…本当に名門コロンビア大に留学?

  2. 2

    クビ寸前フィリーズ3A青柳晃洋に手を差し伸べそうな国内2球団…今季年俸1000万円と格安

  3. 3

    高畑充希は「早大演劇研究会に入るため」逆算して“関西屈指の女子校”四天王寺中学に合格

  4. 4

    9日間の都議選で露呈した「国民民主党」「再生の道」の凋落ぶり…玉木vs石丸“代表負け比べ”の様相

  5. 5

    国分太一コンプラ違反で無期限活動休止の「余罪」…パワハラ+性加害まがいのセクハラも

  1. 6

    野球少年らに言いたい。ノックよりもキャッチボールに時間をかけよう、指導者は怒り方も研究して欲しい

  2. 7

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 8

    ドジャース大谷「二刀流復活」どころか「投打共倒れ」の危険…投手復帰から2試合8打席連続無安打の不穏

  4. 9

    28時間で150回以上…トカラ列島で頻発する地震は「南海トラフ」「カルデラ噴火」の予兆か?

  5. 10

    自転車の歩道通行に反則金…安全運転ならセーフなの? それともアウト?