著者のコラム一覧
朝倉博孝埼玉医科大教授

泌尿器科専門医、共著・論文に「夜間頻尿診療ガイドライン」「過活動膀胱診療ガイドライン」など。

(3)「前立腺肥大」の最新手術法は医師と施設選びが重要

公開日: 更新日:

 たとえば、接触型レーザー蒸散術(CVP、PVP)や経尿道的水蒸気治療(Rezum)といったもので、保険が適用されています。また、数年前に経尿道的前立腺吊り上げ術(Urolift)という新しい方法が保険適用になりました。

 この手術はより体への負担が少なく内視鏡下で行われます。

 方法は、糸で前立腺を圧迫して尿道を広げるというものですが、他の手術と比べ技術的に難しく、固定していた糸が外れる、出血が続くといった問題も起こっています。十分な経験を積んだ医師や施設を選ぶことが大切です。

 なお、尿が出にくくなる排尿障害には、前立腺肥大以外に排尿筋低活動という別の原因もあります。こちらは膀胱を収縮させる排尿筋の働きが低下するのが原因で、尿の通り道である尿道を塞ぐ前立腺肥大とはメカニズムが異なります。放置すると尿閉(尿が出ない状態)が起きてしまいます。前立腺肥大症とは治療法が異なりますので、正しい診断が必要となります。

 患者さんの中には前立腺肥大症と低活動膀胱が合併している方もいるため、見逃す可能性もゼロではありません。泌尿器の専門医の受診をお勧めします。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    新木優子と結婚した中島裕翔は大正解! 吉田羊との“合鍵愛”報道から10年目…

  3. 3

    二軍で塩漬け、移籍も厳しい…阪神・梅野隆太郎に残された“代打の神様”への道

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希またも“自己中発言”で捕手批判? 露呈した「人間性の問題」は制球難より深刻

  5. 5

    連続出塁記録に黄信号…ドジャース大谷翔平の本拠地6連戦が“鬼門”になるワケ

  1. 6

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  2. 7

    中島裕翔に新木優子と熱愛報道 ファンから囁かれるHey! Say! JUMP脱退の背景と“問題児”の過去

  3. 8

    広瀬すず 映画賞受賞ラッシュでも残された大仕事「大河ドラマ出演」への“唯一のネック”

  4. 9

    完全復活を遂げた吉田羊と"7連泊愛"中島裕翔の明暗…恋路を阻んだ"大物"による8年前の追放劇

  5. 10

    トランプ大統領に「認知能力低下」説が急浮上 タガが外れた暴言連発で“身内”MAGA派からも正気を疑う声