命に関わる難病と知っても…プロ雀士の沢崎誠さん原発性骨髄線維症を語る

公開日: 更新日:

 1回だけ具合が悪くなったのは、肺に水がたまったときでした。抜いたら1.5リットルぐらいの水が出てきてビックリしました。でも、それきり問題はありませんでした。

 移植は免疫が極端に落ちる治療なので、お見舞いは限られた人だけで、基本は「来ないように」と周囲に伝えていました。でも暇を持て余すことはなく、管をつけたままネット麻雀の仕事をしていました。「麻雀格闘倶楽部(マージャンファイトクラブ)」というオンライン対戦型麻雀ゲームでアマチュアと対戦していましたよ。どうしても集中力が長くはもたないので回数は多くありませんでしたが、入院生活はぜんぜん苦になりませんでした。

 ただ、管がついていて不自由なものだから、院内のコンビニに行くぐらいしか運動ができなくて、ついに腰痛になりました。それまでは散歩もよくしたし、山登りもしていたくらい腰痛とは無縁だったのです。そして今日も腰痛です。春先は多いんじゃないかな。本当にひどいですよ。治ったら運動を続けるようにしなきゃとは思っています。毎日ゆっくり30分ぐらい歩けば十分じゃないかな。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  3. 3

    高市内閣の閣僚にスキャンダル連鎖の予兆…支持率絶好調ロケットスタートも不穏な空気

  4. 4

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  5. 5

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    隠し子の養育費をケチって訴えられたドミニカ産の大物種馬

  3. 8

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 9

    高市早苗「飲みィのやりィのやりまくり…」 自伝でブチまけていた“肉食”の衝撃!

  5. 10

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑