日本人と英語…医療現場はコミュニケーション能力が生命線
病院社会もジェラシック・ワールド(ねたみ社会=小林よしのり)のフェアウエーど真ん中にあるのです。
一方で、世界中には教育に恵まれていない人々でも「英語なら話せる」という人がたくさんいます。というか英語なら誰でも話せます。ニュース映像ではミサイルで家をぶっ飛ばされた住民が英語で国家と民族の意思を世界中に伝達しています。ペルシャ語でもヘブライ語でもなく、英語で当事者がメッセージを全世界に伝えているのです。
日本では英語が話せると「語学が堪能」と褒められます。「語学? 話せることがなんで学問? 大事なのは耳と感覚でしょ! それと何といっても友達の数でしょ」と思います。
医療や介護の現場では、コミュニケーション能力は生命線です。人と人が向き合い、心が通じれば、意思は通じ合います。「共有志向性」です。言葉で表せる内容など、本当は大した情報ではないのです。日本の教育のせいで英語が一言も話せなくなっている皆さん! 悲観することはありません!