正月の食べ疲れに潜む「うつリスク」 ただの休みボケではないかも…

公開日: 更新日:

 実際、海外の研究では、糖質の摂取量が多い人ほどうつ病の発症率が高い傾向にあることが報告されている。特に精製された白砂糖や白米、白いパンなど、血糖値を急上昇させやすい「高GI食品」の摂取が多いと、そのリスクはさらに高まるとされる。

「正月は特に、普段よりも甘いものや炭水化物を多く取る機会が増えます。お餅やおせち料理の甘い煮物、アルコールなど、知らず知らずのうちに糖質を取り過ぎてしまうんです」(辛院長)

■短期糖質制限が解決の糸口

 では、どうすれば正月明けの「うつリスク」を減らせるのだろうか。辛院長は、まずは「血糖値の急変動を避ける食べ方」を心がけることが大切だと話す。具体的には、食事の最初に野菜やタンパク質を取る「ベジファースト」、間食を控える、白米を玄米や雑穀米に置き換えるなどの工夫が有効だという。

 症状が強い場合は、短期間の糖質制限を試すのもひとつの方法かもしれない。昨年11月、米国医師会の精神医学誌に掲載された研究では、ケトジェニックダイエット(KD)を行った人のうつ症状が小~中程度改善したと報告されている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外