正月の食べ疲れに潜む「うつリスク」 ただの休みボケではないかも…
実際、海外の研究では、糖質の摂取量が多い人ほどうつ病の発症率が高い傾向にあることが報告されている。特に精製された白砂糖や白米、白いパンなど、血糖値を急上昇させやすい「高GI食品」の摂取が多いと、そのリスクはさらに高まるとされる。
「正月は特に、普段よりも甘いものや炭水化物を多く取る機会が増えます。お餅やおせち料理の甘い煮物、アルコールなど、知らず知らずのうちに糖質を取り過ぎてしまうんです」(辛院長)
■短期糖質制限が解決の糸口
では、どうすれば正月明けの「うつリスク」を減らせるのだろうか。辛院長は、まずは「血糖値の急変動を避ける食べ方」を心がけることが大切だと話す。具体的には、食事の最初に野菜やタンパク質を取る「ベジファースト」、間食を控える、白米を玄米や雑穀米に置き換えるなどの工夫が有効だという。
症状が強い場合は、短期間の糖質制限を試すのもひとつの方法かもしれない。昨年11月、米国医師会の精神医学誌に掲載された研究では、ケトジェニックダイエット(KD)を行った人のうつ症状が小~中程度改善したと報告されている。


















