(2)年末年始の食生活は太る条件がそろっている

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「餅は1枚(約5平方センチ)で150キロカロリーあります。正月にお雑煮などにして1日3食で6枚食べると、餅だけで1000キロカロリー近くになってしまいます。そこに肉などを加えるとさらにカロリーが高くなります。餅を食べるなら1日4~5枚までにとどめておいた方がいいでしょう」

 また、間食のぜんざいや汁粉も数値悪化に拍車をかけます。

 これらは砂糖の量が多い上、餅も小豆も糖質が多い食物です。餅、小豆、砂糖は血糖値上昇を招く組み合わせのため、避けたほうがよさそうです。

2、おせちで血圧と血糖値が悪化──

「おせち料理の特徴は糖分と塩分が多いこととカロリーが高いことです。ほとんどが甘い味付けで、煮物などは塩分が多い。塩分の取り過ぎは血圧にとって良くありません。さらに、だし巻き卵などの卵料理は黄身にコレステロールが多く含まれ、イクラなどの魚卵は尿酸値を上げますので、食べ過ぎに注意が必要です」

3、酒は1合まで──


「飲み会が増える12~1月はどうしても飲み過ぎて肝臓への負担が増します。アルコールは日本酒1合程度なら、翌朝までに代謝され、肝臓への負担は小さい。肝臓のためには日本酒なら1合まで、ビールは500ミリリットル缶1本、ワインならボトル4分の1程度にするのが理想です。アルコールは血糖値を下げるため、飲み過ぎると低血糖になりがちです。特にインスリンを使っている人は低血糖で倒れることもあるため、こちらも注意が必要です」

 正月太り対策は、これまで紹介した食生活を改善することから始まると言えるでしょう。=つづく

(医療ジャーナリスト・油井香代子)

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