西野氏は“次善の策” ハリル後任本命は「岡ちゃん」だった

公開日: 更新日:

「田嶋さんは、3月24日付でJFA副会長職を辞した岡田武史(61=現JFL今治オーナー)以外にハリルの後任を任せる人物はいないと確信していた。しかし、田嶋会長にとって想定外のことが起きた。岡田さんが、代表監督に必要なJFAのS級指導者ライセンスを3月中に返上したのです。年会費1万円を払わなければ、自動的にライセンス失効となるのに岡田さんは“わざわざJFAに連絡して退会申請書を提出”した。なにがあってももう日本代表監督はやらない――という意思表示。これ以上のメッセージはありません」

 岡田氏のニックネームは「困ったときの岡ちゃん」。最終予選中に加茂周監督が成績不振で解任された98年フランスW杯では、監督経験のない当時の岡田コーチが昇格した。06年ドイツW杯後に就任したオシム監督が脳梗塞に倒れて退任した際も、再び監督に再登板。見事、予選を突破して10年南ア大会で16強入りの大健闘を見せた。今回も3度目の「困ったときの岡ちゃん」が登場するのでは、と見る向きが多かったのは事実だ。

「岡田さんには……トラウマがあるんですよ」とはサッカーライターだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃