著者のコラム一覧
六川亨サッカージャーナリスト

1957年、東京都板橋区出まれ。法政大卒。月刊サッカーダイジェストの記者を振り出しに隔週、週刊サッカーダイジェストの編集長を歴任。01年にサカダイを離れ、CALCIO2002の編集長を兼務しながら浦和レッズマガジンなど数誌を創刊。W杯、EURO、南米選手権、五輪などを精力的に取材。10年3月にフリーのサッカージャーナリストに。携帯サイト「超ワールドサッカー」でメルマガやコラムを長年執筆。主な著書に「Jリーグ・レジェンド」シリーズ、「Jリーグ・スーパーゴールズ」、「サッカー戦術ルネッサンス」、「ストライカー特別講座」(東邦出版)など。

Jリーグと新型コロナウイルス 濃厚接触の定義が分かった

公開日: 更新日:

 サッカー関係者は会うと握手を交わすのが習慣になっている。選手はもちろん監督やコーチらスタッフ陣、そして最も接する機会の多い各クラブの広報担当者とも、練習場や試合会場で出会うとまずは握手である。

 しかし……。

 この時は2人とも手を引っ込め、苦笑いしながらその理由を確認した。言うまでもない。新型コロナウイルスの感染リスクを回避するためだ。合同記者会見では、NPBとJリーグが「新型コロナウイルス対策連絡会議」を設立し、翌3日に感染症の専門家であるドクター3名を招いて第1回目の会議を開くとアナウンスされた。

 Jリーグの村井チェアマンの呼び掛けにNPBが応じた形で始まった対策会議は、日本を代表する2大プロスポーツが安全にリーグ戦を再開するために初めて連携。実に画期的な試みでもある。

 3日午前に行われた第1回対策会議には、NPBから斉藤惇コミッショナーと12球団代表者が出席した。Jリーグからは村井チェアマンと新理事候補である野々村芳和氏(札幌)、沼田邦郎氏(水戸)、大金直樹氏(FC東京)、下川浩之氏(町田)、藁科義弘氏(川崎F)、塚野真樹氏(鳥取)、榎徹氏(大分)のJクラブ実行委員7名と選手経験者として播戸竜二氏(G大阪など、元日本代表)、監督経験者として反町康治氏(前松本監督)が参加した(一部はオンラインによる会議参加)。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方