冬の快眠は体温管理がカギ “3つのNG”を作業療法士が解説

公開日: 更新日:

「入眠から就寝中に深部体温を下げるためには、汗をかいて放熱することが重要です。しかし、人工的に体を温める衣類は汗をかいても蒸発しづらくなり、放熱することができなくなってしまうのです。電気毛布やホットカーペットなど、体全体をずっと温め続ける寝具も同じくNGです」

 また、人間は足の裏と頭頂部で多く放熱する。靴下をはいたままだったり、ニット帽をかぶって就寝すると、放出した熱の逃げ道がなくなるため、深部体温が下がらなくなってしまう。タートルネック、袖や裾が絞られているスエットなども同様に避けた方がいい。

(3)暖房のつけっ放しはダメ

 部屋を暖房で暖めっ放しにするのも深部体温が下がらない。

「深部体温が最も低くなるのは、起床から22時間後です。たとえば、朝6時に起きた場合は午前4時に最低になり、そこから起床時刻に向けて徐々に上がっていく仕組みになっています。暖房で部屋がずっと暖かいと、深部体温が最低まで下がらないまま上がってしまう。すると、熟睡できずに寝起きもボーッとした状態になります」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  2. 2

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か

  5. 5

    周囲にバカにされても…アンガールズ山根が無理にテレビに出たがらない理由

  1. 6

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  2. 7

    三山凌輝に「1億円結婚詐欺」疑惑…SKY-HIの対応は? お手本は「純烈」メンバーの不祥事案件

  3. 8

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  4. 9

    佐藤健と「私の夫と結婚して」W主演で小芝風花を心配するSNS…永野芽郁のW不倫騒動で“共演者キラー”ぶり再注目

  5. 10

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意