高血圧の薬を飲んでいるなら…コロナ禍の熱中症に用心する

公開日: 更新日:

 コロナウイルスの感染者数が増減を繰り返す中、猛暑が続ている。そこでより懸念されるのが、熱中症患者の増加だ。長引いた外出自粛で、徐々に暑さに慣れる暑熱順化ができていなかったうえに、マスクをつけることで常に暖かい空気を吸い込むこととなり、身体にかなりの負担がかかる。なかでも不安なのが、高血圧心臓病腎臓病などの持病がある人や、利尿薬、心臓の収縮力を抑える作用がある薬を常用している人だ。これらの人は特に熱中症になりやすい「熱中症弱者」だと、帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長の三宅康史教授は警鐘を鳴らす。環境省「熱中症予防声かけプロジェクト」の実行委員長も務めている。三宅氏に、熱中症のリスクを高める薬と、その対処法について聞いた。

「まず確認しておきたいのは、人の身体は血液が身体の中の熱を体表に運んで、放熱して冷たくなった血液が身体の中に戻っていく。このようなプロセスで冷えて適温を守るということ。そして汗をかいてそれが乾いて気化熱を奪うという打ち水効果でも冷えているということです。もう一点、忘れてはいけないのが、体調が悪化してきたから休もうとか、エアコンのスイッチを入れようとか、そういう正常な自己管理をする能力も、熱中症予防には必要だということです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網