認知症の行方不明者が増加中…どう対応すればいいのか?

公開日: 更新日:

 その方は病院のパジャマ姿で外出されたので市民の方が違和感を覚えて警察に通報し、幸い何事もなく無事に保護されました。

 足腰が元気な人であれば、徒歩だけでなく電車やバスを乗り継いだり、時には新幹線を利用して自宅から遠く離れた場所まで移動してしまう。保護されないまま放浪すると、不慮の事故に遭ったり感染症や栄養失調、低体温症になる危険性もあります。

 また、現金は持ち歩いていても身分証を常に携帯する人は少ないので、発見されたとしても家族に連絡がつきにくく、他県で身元不明として保護され、その地域の介護施設で何年も暮らしていた事例も報告されています。

 行方不明を防ぐために、本人が外出しようとしたらすぐに気付けるよう玄関のドアに鈴をつけておくといいでしょう。また、認知症を発症すると自宅に帰ろうと夕方にソワソワする「夕暮れ症候群」を起こしやすい。本人を満足させるために家族は散歩に付き合い、不安な気持ちに寄り添うと気が紛れて落ち着きます。

 自治体によっては、認知症の方の情報が入ったQRコードが書いてあるシールを発行しています。普段履いている靴や服に貼っておくと、万が一、行方不明になっても、早期に発見できる可能性が高くなります。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る