頭痛の正しい対処法(3)最も多い緊張型頭痛…高い枕が原因かも

公開日: 更新日:

 前回まで片頭痛について述べてきましたが、今回は他の1次性頭痛(脳の病気がない頭痛)について取り上げます。

「最も多いのは緊張型頭痛です。肩こりや首こりがあり、頭の圧迫感、締め付けるような痛みが特徴です。吐き気やめまいが伴うこともあります」

「丸ノ内なかごみクリニック」の中込忠好院長はこう説明します。原因は、肩の筋肉の緊張、ストレスやうつ、運動不足、顎関節症、眼精疲労、ストレートネック(本来は前方に緩やかにカーブしている首の骨の形がまっすぐな状態)、高い枕の使用などで起こりやすくなるそうです。

「対応策は、まず頭痛を引き起こす肩こりの原因を探すこと。また、頭痛が悪化した時に何があったかをチェックする。たとえば、ストレスがあった、パソコンなどのデスクワークが増え運動不足になった、枕を替えたなどです」

 もし、運動不足なら頭痛体操(肩や首を緩める運動)などで肩の緊張を和らげたりすると頭痛が解消することもあるそうです。また、枕が高すぎると頭痛やめまいが起こりやすくなるため、高すぎる場合は調節をしてみるのもいいでしょう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅宮アンナ「10日婚」短期間で"また"深い関係に…「だから騙される」父・辰夫さんが語っていた恋愛癖

  2. 2

    「時代と寝た男」加納典明(19) 神話レベルの女性遍歴、「機関銃の弾のように女性が飛んできて抱きつかれた」

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  4. 4

    山本舞香は“ヤンキー”より“令嬢”がハマる?「波うららかに、めおと日和」《ふかふみコンビ》で人気急上昇

  5. 5

    元横綱白鵬 退職決定で気になる「3つの疑問」…不可解な時期、憎き照ノ富士、親方衆も首を捻る今後

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  2. 7

    中川翔子「Switch2転売購入疑惑」を否定も火に油…過去の海賊版グッズ着用報道、ダブスタ癖もアダに

  3. 8

    横浜流星「べらぼう」ついに8%台に下落のナゼ…評価は高いのに視聴率が伴わないNHK大河のジレンマ

  4. 9

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る