著者のコラム一覧
永田宏長浜バイオ大学元教授、医事評論家

筑波大理工学研究科修士課程修了。オリンパス光学工業、KDDI研究所、タケダライフサイエンスリサーチセンター客員研究員、鈴鹿医療科学大学医用工学部教授を歴任。オープンデータを利用して、医療介護政策の分析や、医療資源の分布等に関する研究、国民の消費動向からみた健康と疾病予防の解析などを行っている。「血液型 で分かるなりやすい病気なりにくい病気」など著書多数。

(3)高額なAI支援の診断と治療の多くは公的保険適用外

公開日: 更新日:

 では、どうするか。最終的には患者の自己負担に上乗せ(選定療養)という形になると思います。しかしそれは、混合診療の解禁と同じことを意味します。AI支援の診断や治療を受けるには、患者はそれなりのお金を出さなければならなくなるでしょう。患者の経済力が、医療の質を左右するのです。

 最終的には民間医療保険がこれをカバーすることになるのかもしれません。

 医療のデジタル化、AI化はそういうことも意味していることを、われわれは今から知っておかなければならないのです。 =つづく

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