著者のコラム一覧
西内義雄医療・保健ジャーナリスト

医療・保健ジャーナリスト。強みは各地に顔見知りの保健師がいること。両親&義両親の介護・看取りを経験。

地元ならではの「足」を活用し老親の外出機会を増やす

公開日: 更新日:

・地域ボランティアが日常の買い物や自宅と病院の移動などを、自家用車を使って送迎。無償~3000円/年(愛知県日進市)

 ──といったように、地域の実情に合わせたものが多数みられる。

 中には地域住民の交流も考慮したものとして--。

・朝市などの商業施設内での買い物・食事・レクリエーションを組み合わせた「おでかけリハビリ」。自宅や介護施設からの送迎付き(北海道函館市)
・福祉施設の協力の下、車に地域の人々と乗り合わせ買い物や観光地への遠足を行う「ドライブサロン(生きがいづくり型)」。無償(鹿児島県鹿屋市)

──などユニークなものもある。ただ、地元の人でも高齢世帯だと何が行われているのか理解されていないケースがあるので、代わりに探してあげることを勧めたい。方法は簡単。「高齢者外出事業」と市町村名でネット検索するだけ。親元でどのようなものが行われているのか。それを親が知っているか確認し、外出を増やすキッカケにしてもらおう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった