予後が悪い小細胞肺がん…新薬登場で生存率は上がるのか?

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「サードラインの患者(セカンドラインの治療後、再発)を対象にした臨床試験では、客観的奏効率(がんが完全に消失または30%縮小)が41.4%、生存期間中央値14.3カ月でした。病状がかなり悪い患者さんを対象にした研究で、従来のセカンドラインを上回る結果が出たことは非常に評価できます」

 続いて行われたセカンドラインの患者を対象にした研究では、従来の治療法と比較。有意差を持って効果が上回り、承認へとつながった。現在、小細胞肺がんの進展型では、初回は免疫チェックポイント阻害剤と抗がん剤、セカンドラインが新薬タルラタマブが標準治療となっている。

「免疫療法は、少しでも早い時期に投与した方が効果が高い。セカンドラインで投与可能になったことは非常に意義がある。今後の研究では、初回の投与も検討されることになると考えています」

 小細胞肺がんの治療は大きな一歩を踏み出した。さらに進歩を遂げることは間違いないだろう。

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