がん遺伝子検査について知る(1)遺伝子変異を調べ、それに応じた薬を使って治療成績を上げる
つまりコンパニオン診断は、薬と検査が対応している。コンパニオン診断と対応する保険適用の分子標的薬は2025年時点で50品目以上になる。ただし、コンパニオン診断は一般的に特定のがん以外では調べられず、また変異がなかった場合に、薬剤につながるかもしれない他の遺伝子異常を見落としていないかの不安が残る。
■実施できる病院は限られている
がん遺伝子パネル検査やコンパニオン診断を希望する場合、どうすればいいのか? 基本的には、主治医が判断し、必要に応じて行う。
「がん遺伝子パネル検査の場合、保険適用の条件が『標準治療が終了、または終了が見込まれる』段階です。がん遺伝子パネル検査は実施できる病院が限られているため、実施可能な病院でない場合には、主治医が適応ありと判断し、かつ患者も希望したうえで、がんゲノム医療中核拠点病院・拠点病院・連携病院に紹介してもらう必要があります」
がんゲノム医療中核病院・拠点病院・連携病院のうち、エキスパートパネルに関しては主に中核拠点病院・拠点病院に依頼する形となる。


















