著者のコラム一覧
古谷彰子愛国学園短期大学准教授

早稲田大学大学院卒。早稲田大学時間栄養学研究所招聘研究員、愛国学園短期大学准教授、アスリートフードマイスター認定講師。「食べる時間を変えれば健康になる 時間栄養学入門」「時間栄養学が明らかにした『食べ方』の法則」(ともにディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

【コーヒー】朝だけ飲むと全死亡リスクが16%、心血管疾患死は31%低下する

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 一方で、午後や夜に摂取すると睡眠の質を低下させる可能性があるので、夕方ごろからは摂取を控えるのもおすすめですよ!

 とはいえ、過剰な摂取はカフェイン依存や睡眠障害を引き起こす可能性があるため、適量を守ることが重要です。

 また、クロロゲン酸は、抗酸化作用のほか脂肪燃焼促進などの健康効果が知られていますが、胃酸の分泌を促進する作用があるので、空腹時にコーヒーを飲むと胃壁を刺激し、胃痛の原因となる可能性があります。そのため、コーヒーを食事中や食後に飲むのは理にかなっているのですね。胃酸で胃が刺激されるのを防ぐため、牛乳をコーヒーに入れるなどの工夫も有効ですよ!

 浅いりのコーヒーは酸味が強くクロロゲン酸が多く含まれますし、深いりのコーヒーは苦みが強い傾向があるため自分の好みや目的に合わせてお好みで選ぶと良いですね。

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