著者のコラム一覧
青島周一勤務薬剤師/「薬剤師のジャーナルクラブ」共同主宰

2004年城西大学薬学部卒。保険薬局勤務を経て12年9月より中野病院(栃木県栃木市)に勤務。“薬剤師によるEBM(科学的エビデンスに基づく医療)スタイル診療支援”の確立を目指し、その実践記録を自身のブログ「薬剤師の地域医療日誌」などに書き留めている。

「夜型」生活は認知機能の低下を招く? オランダの研究報告

公開日: 更新日:

 その結果、10年間における認知機能の変化は、年齢や性別を考慮すると、クロノタイプが1時間遅くなるごとに0.36点低下しました。つまり、夜型ほど認知機能が低下しやすいということです。特に高学歴の人では、クロノタイプが1時間遅くなるごとに0.8点低下していました。

 また、クロノタイプが遅くなると、喫煙や睡眠の質の悪化と関連することも示されました。論文著者らは、「認知機能の低下の予防には、高学歴者を対象とした禁煙プログラムなど、的を絞った対策が考慮できる」と結論しています。

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