「夜型」生活は認知機能の低下を招く? オランダの研究報告
その結果、10年間における認知機能の変化は、年齢や性別を考慮すると、クロノタイプが1時間遅くなるごとに0.36点低下しました。つまり、夜型ほど認知機能が低下しやすいということです。特に高学歴の人では、クロノタイプが1時間遅くなるごとに0.8点低下していました。
また、クロノタイプが遅くなると、喫煙や睡眠の質の悪化と関連することも示されました。論文著者らは、「認知機能の低下の予防には、高学歴者を対象とした禁煙プログラムなど、的を絞った対策が考慮できる」と結論しています。