「子どもの便秘」親が知っておくべきこと(下)体質の理解と生活習慣の改善で症状抑制

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【腸管形態型IBS】
 運動不足で便秘になりやすい体質。腸が“教科書通りの形”とかけ離れており、複雑にねじれたり、骨盤の中に腸が落ちて下腹部で重なっていたりする。水上医師は「ねじれ腸」「落下腸」と命名。おしりではなくお腹が痛くなり、便秘なのに下痢を起こす子どももいる。

【胆汁性下痢型IBS】
 食事内容に関係なく、食事をすると下痢する体質。食後に胆嚢から分泌される胆汁の一成分、胆汁酸が多く大腸に届く体質で食事をすると高頻度で下痢を起こす。

【消化吸収不良型】
 消化しにくい食材FODMAPや脂質の多い食事でお腹の張り、痛み、下痢を起こし、腸内にガスがたまる体質。特にFODMAPは、2014年にオーストラリアの大学の研究チームが発表し大きな話題になった食品で、たとえば、パン・ラーメン・パスタといった小麦粉が原料の食品、乳製品、玉ねぎ、にんにく、アスパラガスなど。

■お腹が痛くなるタイプはマッサージがお勧め

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