「歯周病」が脂肪肝や糖尿病の原因に…遠隔医療の実証実験で気づいた
まず、東京都奥多摩町で約200人の参加者を対象に行い、約8割で症状や血液生化学的な改善が確認できています。2009年からは、岩手県遠野市でも約400人の希望者に対し実施しました。2011年からは、北海道喜茂別町、ニセコ町、積丹町、島牧村の住民100人に対しても遠隔医療の実験をしてきました。
テレビ電話での指導で繰り返し強調したことは、よく噛んで味わって食べること、歩くこと、それに、可能な限り口腔内ケアを実践することです。歯が現在何本残っているかのアンケートでは、案の定、脂肪肝・糖尿病の方は、本数が少ない結果でした。
■歯磨き、フロス、食べ方指導で改善
興味深いことに、9年間の指導の中で、徹底した歯磨き、歯間ブラシ・フロスをした方、また、よく噛んで食べるようにした方は、脂肪肝・糖尿病が良くなっていきました。逆に、脂肪肝・糖尿病の悪化に伴い、歯周病になっていた方も多くいらしたのです。「糖尿病の人は、脂肪肝・歯周病になりやすい」、そして「歯周病の人は、脂肪肝・糖尿病になりやすい」ということが明らかになったのです。


















