晩酌が日課の48歳女性を襲った「親指の痛み」の正体 閉経前後に気を付けたい「痛風」のリスク
「痛風かも?」気を付けるべきポイント
まず、強い関節痛が出た場合には自己判断で「痛風に違いない」と決めつけてはいけない。痛風に似た症状でも細菌感染やリウマチなどの病気が隠れている場合がある。とくに、痛みが強い場合や発熱を伴う場合は、早期に内科か整形外科を受診してほしい。
痛風発作が起きている場合、発作中は無理に動かさず、安静にすることが基本だ。マッサージなどによって炎症が悪化する恐れがあるので、医師や薬剤師の指示に従おう。
日頃からの予防も大切になる。こまめな水分補給を意識し、食べすぎや飲み過ぎを避けよう。また、急なダイエットは尿酸値の変動を引き起こすため、無理のない範囲で続けるのが望ましい。そしてアルコールを控えた生活を心がけよう。プリン体を多く含むレバーやアンチョビ、魚の干物などをつまみに食べるのも要注意だ。
■「女性だから無関係」という思い込みはNG
とくに、女性は「自分は痛風とは無関係」と思って発作を見落としがちなうえに、更年期以降は痛風発作を「更年期の影響で生じる関節の痛み」と思い込み、診断が遅れることが多い点にも注意が必要だ。
痛風は早期に発見して治療することで、重症化を防ぎやすい病気だ。急な関節の痛みがあった場合は、痛風の可能性も忘れずに医師に相談してほしい。
(中田早苗/認定運動支援薬剤師)
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