筋肉量を増やせば「骨」も強化されて健康寿命が延びる
②変形性関節症は関節の軟骨がすり減り、関節が炎症を起こした状態で、最大の原因は加齢です。これも50歳からの体重調整と筋肉トレーニングで増悪を予防できます。
体重は「身長-(100~110)キロ」を目安に管理します。運動は下半身を鍛える筋肉トレーニングとストレッチで、たくましいお尻と太ももを維持することが重要です。変形性関節症は膝関節と股関節に進行しやすいためですが、女性では閉経後に足関節にも変形が生じる方もおられますので、足関節症の家族歴がある方は、40代からの足関節の強化が大切です。
下肢強化には高重量を押し上げる下肢伸展訓練のレッグプレスやスクワット、ダンベルを引き上げる訓練のデッドリフトが代表的です。また、踵上げ訓練(カーフレイズ)などのふくらはぎの運動は下腿の浮腫を予防するのに最適です。これらはセラピストやトレーナーに計画してもらうと安全で簡単に導入できます。
③変形性脊椎症も加齢により生じます。背骨の骨と骨の間にある軟骨でクッションの役割をする椎間板と、後方にあって脊椎の骨同士をつなぐ左右一対の椎間関節が衰えて変性して起こります。
加齢などにより椎間板が変性すると、その異常な動きを止めるように骨棘=骨のとげが形成され、この骨棘が神経を刺激したり圧迫するなどして痛みが生じます。こちらも50歳からの筋肉トレーニングで骨変形や変性の進行を予防できるのです。



















