元セレソンJリーガーが見たザックジャパン(2) ジーニョ

公開日: 更新日:

「最近はブラジルでJリーグの試合が見られないことが残念なんだ。クラブW杯に浦和、柏など日本のクラブが出た時はじっくりと見たよ。もちろん日本代表の試合も出来る限り見ている。ボクが日本にいた時代とは、随分と変わったね」

 笑顔を浮かべながら話すのは、元ブラジル代表MFのジーニョだ。94年米国W杯の優勝メンバーである彼は、95年から97年までの3シーズン、横浜フリューゲルスでプレーをしていた。現在は、母国の名門サントスFCでサッカー部門の責任者を務めている。サントスFCは、ブラジルの他クラブと同じようにバレーボールフットサル卓球柔道などの総合スポーツクラブだ。そのサッカー部門を束ねているのである。

 その職務は多岐にわたっている。トップチームの監督やコーチたちと相談しながら長期的スケジュールを決定。選手の入れ替え、下部組織とトップチームの連携、それから合宿のホテルの予約や飛行機の手配、医療スタッフとの連絡など――。

「サッカーに関することなら、すべてのことを統括していると考えてもらっていいよ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    朝ドラ「あんぱん」教官役の瀧内公美には脱ぎまくった過去…今クールドラマ出演者たちのプチ情報

  2. 2

    中井貴一の“困り芸”は匠の技だが…「続・続・最後から二番目の恋」ファンが唱える《微妙な違和感》の正体

  3. 3

    大阪万博会場の孤島「夢洲」で水のトラブル続出の必然…トイレ故障も虫大量発生も原因は同じ

  4. 4

    渋谷区と世田谷区がマイナ保険証と資格確認書の「2枚持ち」認める…自治体の謀反がいよいよ始まった

  5. 5

    Kōki,主演「女神降臨」大爆死で木村拓哉がついに"登場"も リベンジ作品候補は「教場」か「マスカレード」シリーズか

  1. 6

    森友文書の一部欠落で財務省が回答…公表された概要リストに「安倍昭恵」の名前

  2. 7

    巨人阿部監督がオンカジ送検の増田大輝を「禊降格」しないワケ…《中心でなくても、いないと困る選手》

  3. 8

    早実初等部を凌駕する慶応幼稚舎の人脈網…パワーカップルを惹きつけるもう一つの理由

  4. 9

    オンカジ騒動 巨人オコエ瑠偉が「バクダン」投下!《楽天の先輩》実名公表に現実味

  5. 10

    迷走続く「マレリ・ホールディングス」再建…金融界の最大の懸念は日産との共倒れ